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『白い巨塔』(しろいきょとう)は、1966年(昭和41年)10月15日公開の日本映画である。大映製作・配給。監督は山本薩夫、主演は田宮二郎。モノクロ、シネマスコープ、149分。 医学界の内幕を描いた山崎豊子原作の同名小説の映画化作品。独立プロで活躍した社会派監督の山本が、娯楽性を持った政治社会派ドラマの第一人者であることを立証させた記念すべき作品〔『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』、キネマ旬報社、2012年5月23日、p.234〕であり、山本並びに主演の田宮の代表作となった。田宮、小沢栄太郎、加藤嘉は1978年のドラマ版でも同じ役を演じた。 2001年(平成13年)にはDVDでデジタルリマスター版が発売された。第40回キネマ旬報ベスト・テン第1位。昭和41年度芸術祭賞。 ==映画版の特徴== ストーリーについては、''白い巨塔#あらすじ''を参照。 *オープニングでは、実際の開腹手術の映像が使われ、鮮烈な印象を与える幕開けといえる。作中でも実物の食道を扱うリアルなシーンを数回使っている。 *財前の特集記事が出るシーンでは、小道具の雑誌に「白い巨塔」が実際に連載されていたサンデー毎日が使われている。また起訴後に自宅に取材に来る記者も同社である。 *2003年版ドラマとの違いとして、主要人物はほぼ関西弁を使い、家では和服を着ている場合が多い。季節もドラマ版の冬ではなく主に夏を舞台にしている。また料亭のシーンでは複数の芸妓が登場する。教授になってからの財前の外見の変化として、ドラマ版ではオールバック、映画版ではチョビ髭の違いがある。 *財前の呼び方も異なる。財前の義父は「五郎」、ケイ子は「ゴロスケちゃん」、里見助教授は「財前君」と呼んでいる。 *映画化されたのは当時完結していた本編のみであるため、物語は裁判の第一審と里見の辞職で終わっている。 *財前の誤診による患者の死亡は財前の海外出張中ではなく、教授選のさなかに起きている。 *裁判では唐木・洛北大学名誉教授の代わりに、船尾・東都大教授(第1外科教授選で東貞蔵に菊川昇を推薦)を裁判所鑑定人として登場させた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白い巨塔 (映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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